海外だと健康保険が適用されない、と信じていました。
だから、海外旅行保険に入らないとと思い込んでました。
な、な、なんと、
7割が健康保険から帰国後還付される「海外療養費」
という制度があるそうです。
ほんまに全く知らなかった。
しかも、
海外旅行保険で補償されていても請求できるそうです。
「民間の海外旅行保険などから保険金が給付される場合でも、
その給付額とは関係なく請求することができます。」
(けんぽれんのページ)
でも、
注意点がありまして、
「日本国内で治療を受けた場合を基準に計算した額」
の7割が支払われるそうです。
ハワイで救急車に乗って、
盲腸の手術をして、
300万かかった場合、
日本で盲腸の手術相場が80万円だったら、
80万円の7割つまり56万円が還付されます。
自己負担は、244万円!
つい先日、身近な人が海外で相撲を取って
大けがをして手術したんです。
海外旅行保険に入っていてよかったねぇなんて話してましたが、
大慌てでこの話しを教えないとと思いました。
普通の人は知ってる制度なのかな?!
わたしはほんまに知らなかった、ビックリした。
年に数回、みんなでアジアを中心に海外旅行に行きます。
前回カンボジア・ラオスに行ったときは、
これを知らずにいままで海外旅行保険を考えましたが、
今年はどんなプランに入ったらいいのか忘れないうちに
メモしておきます。
まずは、海外旅行保険を考えるときに、
切っても切り離せないのがクレジットカード付帯の保険。
わたしは、楽天プレミアムカードを利用しているので、
とっても手厚い海外旅行保険が自動付帯されています。
しかも持ってるだけで補償される
「自動付帯」なので旅行代金を支払うなどの
制約もなく、保険の範囲内でキャッシュレス診療が
受けられるそうです。
元々法人カードを作るときに自分の個人カードを
プレミアムカードに切り替える必要があったので、
えらそうに作りました。
よく見ると海外旅行保険以外にも、
海外旅行好きにうれしい「プライオリティパス」
というすごいものがついてました。
世界中の空港ラウンジが無料で使える
プライオリティパスのプレステージ会員がついています。
これは年間399ドルかかります。
普通はプラチナカードについているような特典が、
ゴールドカードについてるってすごい。
韓国・仁川(インチョン)の
アシアナ航空ビジネスラウンジに
入れてしまったりします。
電源・Wi-Fiはもちろん、
旅行中に不足しがちなサラダや、
軽食・ソフトドリンク・アルコールまで
揃ってるんです。
乗り継ぎの悪い便だって、
こんな素敵なラウンジがあれば
全く苦になりません。
わたしはパソコン触ってると、
あっという間に時間が経ちますから。
国内出張もジェットスターで東京に行くと、
片道5千円を切るなど価格破壊がすごいLCC。
行きやすくなりましたよねぇ。
でも、
「飛行機って早く行かないといけない」
という問題点があります。
そこでわたしは午後以降の便を予約して、
朝のうちに関空に行っちゃいます。
それで大韓航空のビジネスラウンジで
数時間仕事してからギリギリに搭乗。
全く時間の無駄がなく、
交通費が一気に安くなります。
新幹線でPC触って「おえ〜」ってなる
恒例の儀式もなくなります。
海外旅行保険の話しに戻りますが、
プレミアムカードの補償内容はこんな感じ。
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任保険 2,000万円
携行品損害 100万円
救援者費用 200万円
さすがに、怪我や病気の治療費用が200万だと
ちょっと怖いので、ここだけは絶対に足したい。
未熟児を産んだアメリカの知人が、ICUに入って、
3,000万円の請求、家1軒なくなるんだよと話してたのを
思い出してしまいます。
あともう少し救援費用があると
安心かなぁ、200万でもふたり来るくらいなら
問題なさそうだけど。
死亡に関しては大丈夫そうです。
あえて言うなら、病気での死亡がついてないですね。
遺体搬送がでないかも、火葬にして遺骨ならそんなにかからないのかな。
(国内でかけている保険でいいような気もするけど、また土壇場で考えよう)
海外旅行保険の比較サイトで
だいたいの保険料を調べてみると、
アジア7泊の充実プランで
3,000円〜8,000円程度でした。
節約プランだともう少し安いですね。
でも、傷害死亡はこれ以上いらないですし、
この補償はいる、いらないを自分で決められる
「自由設計」が良さそうです。
ネット受付でカスタマイズに対応しているのは、
損保ジャパンの海外旅行保険off!
ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険
AIU保険会社の海外旅行保険
の3社なので比べてみました。
損保ジャパンの海外旅行保険off!
シンガポール7泊8日
治療費用 2,000万円
救援者費用 500万円
追加すると、保険料は1,790円でした。
(疾病死亡を500万足すためには、
傷害死亡に入る必要があるので、
2,040円とのこと。)
ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険
治療費用・救援者費用 1億円
追加すると、保険料は1,920円でした。
(ここに疾病死亡を1,000万円足したら、
2,130円です。)
AIU保険会社の海外旅行保険
自由設計でも傷害死亡・後遺障害を外せません。(1,000万円)
傷害治療 600万円
疾病治療 600万円
救援者費用 700万円
追加すると、保険料は4,230円でした。
(*ほかと比べて高いですが、
旅行前に治療を受けたことのある持病が
急激に悪化した場合に応急治療費用が
補償対象になります。
持病がある人には良さそうです。)
今年、海外に行くときは、
ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険で、
治療費用・救援者費用 1億円
追加して1,920円の保険を購入しようと思います。
調べたけどよくわからなかったのは、
海外療養費の請求に現地の領収書が必要。
でも、カードの保険も海外旅行保険も
いまはほとんどキャッシュレス診療ですよね。
その辺どうなるんだろうなぁ、
海外療養費を使いたかったら自分でまずは立て替える
必要があるのかなぁ?
楽天プレミアムカードの申込はこちら
年会費が1万円くらいかかりますが、年会費以上をポイントで還元するキャンペーンを
ときどき見かけます。
海外旅行保険を一括で比べたのはこちらのサイトです。
http://kuraberuhoken.net/